映画「SPEC~結~(漸ノ篇)」:海外ドラマ「スーパーナチュラル」との共通点
劇場版 SPEC~結~(漸ノ篇)
2000年代前半頃、深夜に再放送されていた連続ドラマ「ケイゾク」を観たとき、「何て面白い!」と思った。リアルタイムで観ていなかったことを後悔したくらいだ。これを切っ掛けに堤幸彦監督の作品を観るようになった。堤作品を全て観たわけではないが、連続ドラマ限定で好きな作品を挙げるとすれば、「トリック」「ケイゾク」「SPEC」の3作品。
堤作品は笑えるシーンが多いので、軽い内容だと思う人がいるかもしれない。中にはCMや予告だけ見て、ふざけた作品と捉え、食わず嫌いで観ない人もいるかもしれない。しかし、実は非常にメッセージ性の強い作品が多いと私は思う。「SPEC」も、そう思う作品の1つだ。
映画「SPEC~結~」について言えば、特に国際御前会議の場面でそれを感じる。
予告編 を下記より見ることが出来ます。
海外ドラマ スーパーナチュラル (SUPERNATURAL)
「スーパーナチュラル」を初めて観たのは、多分2006年前後に深夜放送でだったと思う。当時、映画館で働いており、帰りが深夜になることが多かった。仕事が終わり家に着くと、観るのに丁度いい時間だったと記憶している。特別面白いとは思わなかったが、観れるときは観ていた。
「トリック」と「SPEC」もそうだが、多分超能力だの霊能力だの、現実にはありえないものを扱った作品が好きなのだと思う。「スーパーナチュラル」も悪魔・悪霊などと、現実にはないものを扱っている点で、この類の作品だ。
Hulu に加入して観る作品を探しているとき、「スーパーナチュラル」を見付けた。以前観たことがあることを思い出し、観始めるとこれが面白い。好きな回と嫌いな回の差が激しいが、全体としては好きな作品。トリックスターとチャーリーがお気に入りのキャラで、この2人が出ている回だけ何度も観てしまう。
作品の共通点
トリックスターが出ている回、シーズン5の#19「神々の集い」を観て、「劇場版 SPEC~結~(漸ノ篇)」を思い出した。内容がリンクするシーンがあるからだ。そのシーンが国際御前会議の場面。神々の集い(会議)で、破壊神カリの話す内容は印象的だ。
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