映画「ワイルド・アット・ハート」
あらすじ
情熱的な恋人ルーラ(ローラ・ダーン)。彼女の母親に仕組まれ、セイラー(ニコラス・ケイジ)は男を殺してしまう。セイラーが仮釈放となりルーラは彼を迎えに行くのだが、彼を殺そうと執拗に追いかけるルーラの母親。2人の彼女からの逃亡が始まる。この母親をはじめ殺人を引受ける人物など、異常で奇妙な人々が次々と登場。そして逃亡の果てに2人が手に入れるものは・・・。
予告編 を下記より見ることが出来ます。
アメリカ1990年公開、1991年日本公開。
物語は燃え盛る炎から始まる。
前回紹介した映画「青の炎」たでは作品全体が青を基調とした映像で、登場人物の内面も表現されていた。こちらは燃え盛る炎の「赤」が基調。タバコにマッチの炎、マニキュアに口紅の赤、登場人物たちの情熱や狂気がメラメラと炎を吹き上げる。セイラーの衣装は蛇革ジャケットで、作中流れる音楽もなかなか激しい。
デヴィッド・リンチ監督の独特な世界が味わえる逸品。
映画「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」(1992)
熱狂的なファンを生み出したアメリカのTVドラマ「ツイン・ピークス」。ドラマでは明かされなかった、ローラの最期の7日間を描いた作品。監督はデヴィッド・リンチ。「ワイルド・アット・ハート」にも出演しているシェリル・リーが主人公の女子高生ローラを演じている。他にも「ワイルド・アット・ハート」に少しだけ出演しているシェリリン・フェンがドラマ「ツイン・ピークス」で女子高生オードリー役を務めている。
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