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「シャーロック」を通して・・・。 #3 精神の宮殿(アレクサンドリア図書館)

 シーズン3に出てくる「アレクサンドリア図書館」について調べていて、興味深いブログを見付けたので紹介する。

 

頭の中のアレクサンドリア大図書館の話(認知特性について)

 

 このブログの内容は、情報の記憶場所と情報を呼び出す方法が違うだけで、シャーロックの「精神の宮殿」と同じではないだろうか?

 

 今まで自分がどうやって記憶し、どうやって記憶を呼び出しているかを意識したことがない。ものを考える時に自分の頭の世界がどうなっているのか、どう繋がっていくのかも考えたことがない。いい機会だと思い考えてみることにする。

 

 紹介したブログを書かれた方は、どうやら情報をテキストにして整理し保管・管理しているようだ。情報を取り出すときもテキストのままだが、必要(重要)と判断されたときに色や音に変換される感じなのだろうか。

 

 私の場合はどうだろう?

 どう記憶をしているかは分からないが、記憶を呼び出すときはイメージだろうか。時に音付きといった感じ。私の場合、テキストは存在しない。多分、記憶する際もイメージと音だと思う。記憶した時の状況や景色をそのまま記憶している???でもその情報をどう整理し保管・管理しているかは、さっぱり分からない。

 

 ものを考える時はどうだろう?どの情報・記憶を使い、どう繋がっていくのか・・・。そもそも必要な情報・記憶かどうかをどう判断しているのかが分からない。無意識に行っているのだとは思うのだが・・・。

 

直観(ひらめき)

 何かを切掛けに、突然ひらめいた経験はないだろうか?私の場合、映画を観ているときに起こることが多い。あるシーンを見た時に一瞬でそれまでのことを理解する、そんな経験だ。そのシーンになるまではよく分からなかったことが、そのシーンを切掛けに直観する、ということだ。

 必要な情報・記憶かを判断するとき、この直観が働いているのかもしれない。

 数年前にこの直観で不思議な体験をしたことがある。それは先日「シャーロック」を通して・・・。#1普通とは?で紹介した、「村上龍文学的エッセイ集」を読んでいる時だった。この本には1996~2005年に書かれた約170のエッセイが収録されている。買ってすぐに読んだ後は、気になったエッセイを数回読んだ程度だったのだが、時間が出来たときにもう1度全部読み直してみたのだ。読んでいる途中に、もの凄い量の情報・記憶が大きな塊となって一気に体に落ちてきたような、そんな感覚に襲われた。その落ちてきた情報・記憶の量があまりにも多すぎて、処理するスピードが追いつかず1カ月ほど頭の中を整理するのにかかったことを覚えている。あんな経験は過去になかったし、これから先もないだろう。今でも謎である。

 

 皆さんの「精神の宮殿」は、いかがでしょうか?

 

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