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映画「ユージュアル・サスペクツ」

あらすじ

 物語は港に停泊していた船の上でキートン(ガブリエル・バーン)がカイザーと言う男に銃で撃ち殺されるところから始まる。カイザーは火を放ち船は爆発。事件の目撃者キント(ケヴィン・スペイシー)が聴取を受ける。そして事件の切っ掛けとなる、銃器強奪事件の面通しについて話し始める・・・。

 同じころ現場からは多数の遺体が見つかり、重傷を負った1人の生存者は入院。FBIが病院へ確認に行くが、外国人であるため通訳が来るまで事件の事情を聞けない。ただ「カイザー・ソゼ」と言う名前を繰り返し叫ぶ。謎の男カイザー・ソゼ。彼の正体が最後に明かされることになる。

 

予告編 を下記より見ることが出来ます。

1995年アメリカ公開、1996年日本公開。

 

面通しで集められた前科者

キント(ケヴィン・スペイシー)・・・詐欺師

キートン(ガブリエル・バーン)・・・汚職(元刑事)

マクマナス(スティーヴン・ボールドウィン)・・・強盗(フェンスターとコンビ)

フェンスター(ベニチオ・デル・トロ)・・・強盗(マクマナスとコンビ)

ホックニー(ケヴィン・ポラック)・・・爆薬の専門家

 

 事件の現場に居た者で、生きているのはキントと重傷の男の2人だけ。実在するかも分からぬカイザー・ソゼの顔を見たと言う重傷の男の証言を基に似顔絵が作られる。その間にキントの聴取が進められていく形で話が展開していく。最後にカイザー・ソゼの正体が分かった時には、もう一度見直していた。

 外国映画を観る場合、私は字幕で観る方だ。只、字幕で観ると文字に目がいき映像の見落としが出る場合がある。この作品も字幕で観ていた時はそうだった。吹替えで見直した時にキントの微妙な表情の変化に気付き、結末を知っているだけに「なるほど~。」と妙に納得した。ケヴィン・スペイシーが演じるキントの表情や視線には重要な意味があるのだ。

 

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