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ウェイワード・パインズ/シーズン2 第4話「消えたアビー」

あらすじ

 壁の外では、アビーに襲われ死んだと思われていたザンダー(ジョシュ・ヘルマン)が生きていた。そして彼は川で水を飲んでいる時に、思わぬ人物と遭遇する。一方、壁の中では会議が行われていた。妊婦に関する報告をするメーガン(ホープ・デイヴィス)、テオ(ジェイソン・パトリック)をアビーの研究に加えてはどうかと提案するケリー(ケイシー・ロール)、そして食糧確保が最優先だとするCJ(ジャイモン・フンスー)。人口を増やすことにしか興味がないメーガンとCJの意見は対立。街の中では、初潮を迎えたルーシーが不安な気持ちをレベッカ(ニムラト・カウル)に打ち明ける・・・。

 

フランクとルーシー

 両親のいないフランクとルーシーの兄妹。彼らは学校の寮で暮らしている。ルーシーはレベッカの下で美容師の見習いをしており、彼女のことを母親のように慕っている。2人はメーガンに、ルーシーが初潮を迎えた事を隠していたのだが・・・。

 これまでの授業のシーンで質問した生徒は、フランクとルーシーだけだ。何の不満も感じず疑問も持たない他の生徒たちとは違う、兄妹の姿がうかがえる。

 

「掟」で縛られた街で育つということ(その2

 ルーシーが初潮を迎えた事を隠していることに気付いたメーガンが、フランクをアイスクリーム店に呼び出す。メーガンからの「ピルチャー(トビー・ジョーンズ)は私たちに何を与えた?」との問いに対し、フランクの答えは「フェンス?」。

 第3話でのルーシーの質問に対する答えの時に感じたのだが、メーガンは相手の意図や考えを無視して(はぐらかして)自分に都合よく話を進める。自分の言いたいことを言うために、邪魔となる意見は無視するのだ。このアイスクリーム店でのシーンもそうだ。「第一世代同士で隠しごとは厳禁と学校で教わったわね」、「私に隠しごとをするの?」、「決めるのは私よ!」といった具合だ。最後のセリフでメーガンもアンブリッジに見えてきた・・・。

 

 

生存戦略

 レベッカの店にまで押し掛けて、ルーシーに「果たすべき義務」について話すメーガン。レベッカが店に現れルーシーを助けるのだが、2人の会話からはメーガンが生徒を生存戦略のための「子作りの道具」としか思っていないことがよく分かる。「ルーシーたちには選ぶ権利がある」と言うレベッカに対し、メーガンは「そんな権利はないのよ!」。やっぱり、アンブリッジだ・・・。

 

思わぬ人物

 ザンダーが遭遇した人物は、アビーの生態について最も知る人物で、重要な情報をテオに伝えることとなる。

 

 アンブリッジについては、関連記事の映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(2007をご覧下さい。

 

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