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映画「SPEC~結~(爻ノ篇)」の終わり方について思うこと

 「SPEC~結~」の終わり方には、哲学的なものを感じる。「ケイゾク」についてもそうだ。説明が難しいが、物理的にしろ、精神的にしろ、具体的な形があるもの(物体・事象・心情など)ではないものを表現しようとしていると。

 具体的ではあるが形がないもの、或いは形はあるが抽象的で具体的でないもの、又は具体的でもなく形もないものを。

 

 「SPEC」も「ケイゾク」も、この3つ目の「具体的でもなく形もないもの」を表現しようとしていると感じるのだ。それが何かは分からない。只、何となく漠然と感じることは出来る。これが、私が堤作品に魅力を感じる理由の1つなのだろう。

 

 ジャンルを問わず他の作品でも同じ魅力を感じるものがある。例を挙げれば、アニメ「AKIRA/アキラ」もこの類の魅力だ。「AKIRA/アキラ」の終わり方にも哲学的なものを感じる。

 

予告編 を下記より見ることが出来ます。

 劇場版 SPEC~結~(爻ノ篇)

 

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